あるお客様から真剣なご相談を受けたこともあり、今日はピアニストとして、幼少期のお子様を持つご両親様への願いを書かせて頂きたいと思います。少し長いですが、お許しを...!
幼少期に本物のピアノの響き(決して電子ピアノではなく)を聴くということは、とても大切で有意義なことです。私もピアニストとして、これだけは譲れないという部分がありますが、その一つが、皆様にアコースティックピアノの音(生のピアノの音)に触れていただきたいということなのです。もしお子さんがピアノを習うのであれば、できるだけ生のピアノで練習させてあげて下さい。プロを目指すのであれば、早い時期からグランドピアノでの練習が不可欠になり(グランドピアノでしか習得できないタッチや音色コントロールの勉強が必須になります)が、そうでなくても、やはり本物の音に触れる機会を作っていただきたいと切に願っております。なぜならば、ピアノといっても、生のピアノと電子ピアノは別の楽器といっても過言ではない、似て非なるものだからなのです。もちろん、近年の電子ピアノの進化は素晴らしいですし、大変価値の高いものです。ただ、やはりピアノを習うお子さんには生のピアノで学んで欲しい、この願いは、全てのピアニストの願いではないかと思います。
(写真掲載:スタッフ、順不同)
Lisa Nakazono-Węgłowska
中園ヴェングォフスカ理沙
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