日本の学生コンクール(ピアノ部門は小中高)の中で最も難関、日本の最高峰とい
える全日本学生音楽コンクール。
今日は、その高校の部東京大会本選
何と、同門の後輩の男の子と女の子が二人も(私の師匠の生徒さん)予選130人の中から15人に選ばれて本選に進出したのです!(このコンクールの本選に残ることがどれだけ凄いことかは、ピアノを専門的にやっている方ならきっと分かると思います
)
というわけで、私はご招待頂き、朝からサントリーホールに応援に行ってきまし
た!!
後輩君の方は、今、桐朋の高校2年生
その彼がまだ中学生の時、師匠のアシスタントとしてレッスンしていたことがあったので、まるでかつての自分のコンクールのように朝から心臓がバクバクしてしまいました
今日は最初の方から全員の演奏を聴かせて頂いたのですが、コンクールの独特の緊張感に包まれた空気の中で、終始祈るような気持ちで聴いていて。
私も学生時代ずっとコンクールを受けてきたので、今このステージに立っている
皆さんが、毎日どれだけ血の滲むような練習を重ねてここまできたか...それがすっごく分
かるので「頑張って!!!頑張って!!!」と、身動き一つ出来ずに祈りながら聴いていました。
たった15分のステージのために、来る日も来る日も何時間もの練習を積むんです。ピアニストを目指す子供たちは、毎日学校から帰ってきたら何時間も練習し、学校が休みの日は8時間練習している小学生も当たり前のようにいます。ピアノって、それだけ難しい楽器なのです。誰でも音が出せてしまうけど、だからこそ、その先のレベルにいくのが本当に難しいんです。
例えば、車の免許は誰でも取れるけれど、プロドライバーには限られた人しかなれないし、F1ドライバーには世界でたった20人しかなれませんよね
それに近いものがあって、ピアノって奥が深くて本当に難しいのです。だから、どうしても絶対的な練習量は必要なのですね。私なんて、そんな中ではのほほーんとのんびりした小学生でしたが(笑)、地方に住んでいる小学生のお子さんは、東京の先生の元に一人新幹線や夜行列車に乗ってレッスンに来ていたりしてました(私の師匠の生徒さんにもいました。本当ですよ
)そうやって小さな時から努力して、今この舞台に立っているのですから、皆が実力を存分に発揮して悔いのない演奏をして欲しいですよね

その1小節のあるフレーズために、その1音のために、どれだけ苦しんで葛藤しな
がら練習して、どれだけのプレッシャーと闘って、笑顔でお時儀してステージに立って演奏しているか。特に、私は大切な二人の後輩君と後輩ちゃんが小学生から頑張ってきた姿を知っているので、今日の立派な姿には本当に涙がこぼれてきました。
そして、あんなに小さかった彼らが、もう立派なテクニックと豊かな音楽性を備えて堂々
と自分の世界を表現している...感動しました。本当に本当に、素晴らしかった

感動を、ありがとう

追伸
実名は伏せますが、後輩君は入賞し、全国大会進出を決めました!
もう嬉しくて嬉しくて、感無量です
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サントリーホールの前で
中園理沙
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