2009年3月 7日

あの感動が再び…!!


ななななんと…っ!
22時半からNHKの芸術劇場で、ラン・ランのリサイタルが放送されていたんです!
(サラバンド様がコメント下さって知りました。ありがとうございました!)
実はこのリサイタル、私はサントリーホールで聴いていたのです!!!!(>_<)
生で聴いていたリサイタルなのです☆

私の大大大好きな天才ピアニスト「ラン・ラン」。
このリサイタル、私が久しぶりに生演奏で感動した、嗚咽になっちゃったリサイタルだったんです。
でも最初、このリサイタルは母が聴きに行く予定でチケットを買っていたのでした。
リサイタルが行われたのは1月24日。
私はレコーディングが終わり、卒業試験間近、レポート提出は迫る状況で、絶対行く時間がないからと母だけが行く予定だったんです。
でも。
今だから明かせるのですが、実はあの頃あまりに日程が厳しくて、その中で毎日限界に挑むように生きてました。レコーディングまでは大丈夫だったのですが、そこから卒業試験に向けての約一週間が精神的に苦しくて。必死にピアノに向かっていても、神経が磨り減っているせいか、何かとてつもなく苦しくて、今から思うと「音楽を楽しむ」ことが出来なくなっていたんだと思います。もがく毎日。
そんな私を見ていた母が、前日に「ラン・ラン、聴いておいで」って言ってくれたんです。
私は「だって練習しないと…全然間に合わないよ」って言ったんですが、母が「練習も大事だけど、聴くのも大事だと思うわよ。聴いたらきっと元気になるわよ。」って背中を押してくれたんです。

それで急遽行くことに。
そこで聴いたランランのリサイタル。
一瞬も息をつけないような素晴らしさ。
自分の目の前で起きていることが、信じられないような音楽の世界。
「ピアノ最高…!音楽ってすごい!」
「私、ピアノ弾きたい!早く家に帰って…今すぐピアノ弾きたい!」
その気持ちでいっぱいになったんです。
帰り道、一人で嗚咽みたいになりながら駅まで帰りました。(そのせいか道に迷っちゃいましたが(笑))
この日、ラン・ランの演奏が、私をもう一度「原点」に戻らせてくれました。

ラン・ランみたいになれたら…なんて口に出すのも恐れ多いことですが、私も聴いて下さる方達に「何か」を届けられるピアニストでありたい、そう思いました。
写真はプログラム♪

コメント [12]

虹色 : 2009年3月 7日 00:46

素敵なお母様ですね。私も見習わなければ[!!]
NHK、見ました。ラン・ラン聴きました。はじける若さ、躍動感、感動です。会場で生で聴きたかったです[!!]中園さんのピアノもいつも私を感動させてくれますよ[嬉しい顔]

ひみこ : 2009年3月 7日 00:52

ラン・ラン見ました!我が家はハードディスクに録画までしてしまいました。理沙さん、生で聴いていらしたんですね!
それにしても、理沙さんがそんなとてつもない苦しみと闘ってあたとは。初めて知りました。理沙さんが舞台でキラキラと輝く裏側には苦しみと闘う姿があるのだと、改めて感動しました。
お母様も素晴らしいです。

きくたろう : 2009年3月 7日 01:03

きくたろう、今回は大真面目にコメントをしますよ。
理沙ちゃんは、いつも舞台にしろ雑誌にしろ常に笑顔で可愛くて輝いてる方。だからまさかそんなに苦しんでいたとは想像もつかなかった。でも想像つかない僕が浅はかだった。
見せないだけで、苦しんでいないはずがないんだ。
僕はピアノ弾けないし、専門なことは分からないけど、理沙ちゃんのピアノは「何か」を確実に与えてくれています。

Jackie : 2009年3月 7日 01:08

ランランは…見れませんでした(見ておラン 失礼しやした)。
でも以前にも理沙さんがおっしゃっていたように、とても尊敬し、大好きなピアニストであると知っていましたから、生で聴けて良かったですね。
すごくやさしいお母様の後押しもまた素敵なエピソードです。
でもきっと人生で最も忙しい時期だったのでしょうね?
そんな時こそ内にこもらず周囲にアンテナを張る大切さと、
ランランの演奏でまた理沙さんの感性が高揚し、我々に感動をもたらすのだと気づかされました。

柿右衛門 : 2009年3月 7日 01:13

うむうむ、きくたろう殿のコメントに同感です。
理沙さんの演奏には、魂がある。
それは理沙さんが日々真剣に生きて音楽と対峙しているからなのでしょう。
苦しみから逃げないからなのでしょう。
これからも我が輩の心に届けて下さい。

グレゴリオ : 2009年3月 7日 01:28

Jackie様の書かれている通りですね。人生で最も忙しい時だったでしょう。苦しみながらもアンテナを張り、刺激を受け感動を受けることはとても大切だと思います。
理沙さんはそうして成長してゆかれ、我々に常に感動を与えてくれるんですね。

翼 : 2009年3月 7日 01:38

ランランは確かに凄いですね。天才だと思います。
でも僕は理沙ちゃんの演奏にぐっときます。
理沙ちゃんの生み出す音楽を、一回でも多く味わいたいと思っています。
P.S.
理沙ちゃんのご両親は素晴らしい方なんでしょうね!

まるちゃん : 2009年3月 7日 01:44

ランランランラン[ハート]
ランランはしゅご〜ぃピィアニストだぁ〜
理沙姫がパワーもらうくらいだからホンモノだぁ〜
理沙姫もランランのすぅごさを心から感動できるホンモノだぁ〜
ホンモノはいい[ハート]

サラバンド : 2009年3月 7日 01:46

見ました!聴きました!素晴らしかったです。信じられないほどの腕の柔らかさ。タッチの多彩さ。 きらめく音の輝き。でも、その背後には理沙さんと同じく、想像できないほどの練習と苦しみがあるんですよね!
理沙さん、聴く度に上手くなっているから、凄い苦しい思いをして準備しているのがいつもわかるけど、理沙さんのピアノを聴いたときにいつも感じるのは、音楽は素晴らしい、ピアノが好き、自分も弾きたいという気持ちです。部屋にあるのは電子ピアノだから、リサイタルの次の日は昼休みにY音楽教室でアコースティックピアノを借りて弾いたりしてます。理沙さんのようにきらめく音はまだ出ないけど、いつかはきらめく音を出したいです! そのためには耳を鍛えて、脱力をマスターせねば!

サラバンド : 2009年3月 7日 03:44

追伸
理沙さんのように弾けるようになるのは絶対に不可能なので、バッハのフランス組曲とかショパンのワルツとか、比較的易しい曲をきらめく音で弾けるようになるのが目標です。

空海 : 2009年3月 7日 09:35

理沙妃の音楽を愛する心がすごく嬉しい文章です。
ランラン氏は昔から日本に縁がありますね。日本の音楽関係者の中には、同じアジア人の才能をやっかむ人もいると聞きます。
理沙妃の世代には少なくなったとは言え、まだまだ歴史的な背景や因習から思考が自由になれない日本人は少なくありません。
その点、理沙妃にはそういった壁がまるでない。あるのは音への確信だけ。
頼もしい…。頼もしいですぞ、理沙殿。
あなたのような方がこれからの日本の国際化を支えるのです。
理沙さんランランさん万歳!

YUKI : 2009年3月 7日 19:47

ここには〜初めまして♪です。
いつも見てますよ〜☆
そして、応援してます。
毎日頑張って〜〜凄いなぁ♪って、感心してます。

で(笑)
ランラン…私も涙しました。
彼の演奏には、毎回驚きと発見があります。
素晴らしい努力と天才の輝きに、魅了されますもの。

ご家族の温かい心と思いやりが、これからも支えとなることでしょう。
また、お会いできる日を楽しみにしています。

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